やさしいお人形さん、壊れるまで詩を詠む。
わたしのことすき? ねぇ、キスしようか?
9.29.2007
痛覚残留
電話のコール音が響く。
五回ほど鳴って音は止まり、留守番電話にきりかわった。
ぴー、という発進音のあとに、
今まで私が聞き慣れていたらしい声が流れる。
…私はけだるい体を動かして、ベッドのわきの時計を見る。
九月二十九日、午前七時二十三分。
しばらくそうしていると、
もう一度電話のコール音が響いた。
電話はそこできれた。
私も、そこできれそうになった。
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